健康コラム

健康について考えるコラムです。お時間ある時にご覧ください。

やってはいけないストレッチ

ストレッチ、と言えば当然「体に良いもの」というイメージをお持ちだと思いますが、実はその種類によっては、一見筋肉だけは伸ばされてはいても、関節には悪影響を及ぼしてしまうものがあることは、プロのトレーナーの方でも意外と知られていません。

そこで今回は関節の観点から、意外と知らない、知らないと損する「やってはいけないストレッチ」についてまとめてみましたので、是非参考にしてみてください。

首のストレッチ

首の後ろを伸ばすストレッチ

両手で後頭部を後ろから前に押し、前かがみに頭を下げて、首の後ろを伸ばすストレッチ。首の後ろが伸ばされて、気持ちいいですよね。

でも! これを頻繁に、あるいは強い力でやりすぎると、頚椎のストレートネックが強くなり、首・肩・頭のコリや痛みが慢性化してしまう可能性があります。

首の前を伸ばすストレッチ

上を向き、首の前を伸ばすストレッチ。特にデスクワークで慢性の首・肩コリや眼精疲労をお持ちの方、けっこうやっているのでは?

でも! これを頻繁に、あるいは強い力でやりすぎると、頚椎の椎間関節を痛めることがあります。

首の横を伸ばすストレッチ

頭を左右、横に傾けて、首の横側を伸ばすストレッチ。上記同様、慢性首・肩コリをお持ちの方に特に多く見られそうですが。

でも! これを、首の緊張が強い時に強い力でやりすぎると、そのまま首の横の筋を傷めることがあります。

【対処法】

首をストレッチしたい気持ちを抑え、軽く首をまわす程度にとどめましょう。そのかわりに、肩甲骨を大きく動かすことで、肩甲骨~首まわりの筋肉をほぐしましょう。その方法をいくつかご紹介します。

  • 右手で右肩に触れた状態で、肘で最大限大きく円を描くように前後に回しましょう。
  • ブランコに乗りましょう。肩甲骨がものすごく動きます。
  • 鉄棒やつり革などにぶら下がりましょう。

ジムに通っている方は、両手で背中の方で上から下に動かす(ラットプルダウン)、両手で前から後ろへ引く(シーテッドローイング)などのマシンを軽めの負荷で、肩甲骨を大きく動かすことを意識して行うのも効果的です。

腰~太もものストレッチ

座って前屈するストレッチ

床に脚をのばして座り、腕を前に出して前屈するストレッチ。子どものころからよくやってきましたよね。

でも! 実はこの体勢、仙骨が丸まり、腰痛や脚の機能低下の原因になってしまうことがあるのです。

【対処法】

片脚だけ曲げた正座の状態で、そのまま体は仰向けに寝そべります。曲げた脚の太ももの前側が伸び、腰の丸まりと骨盤の歪みもある程度リセットできます。

手首~前腕のストレッチ

手首を反らせるストレッチ

手を体の前に伸ばし、手のひらを上に向け、手首を反らせる。または、手首を逆手にして床に手を付き、手首を反らせる。あるいは、手首に痛みや違和感がある際に手首をブラブラ振る。こんなこと、していませんか?

これらの動作は、手首の手根骨のバランスを崩し、腱鞘炎・手根管症候群など、手首の痛みや前腕の痺れの原因になってしまうことがあるのです。

【対処法】

手を体の前に伸ばし、手の甲を上に向け、手首を掌屈(前に曲げる)し、そのまま指先を外に向けるよう腕をねじるストレッチをするだけで十分です。

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健康志向が高まり、運動をする方が多い昨今。運動前にみなさん行うのがストレッチでしょう。インターネット上でもストレッチの方法や効果が多く掲載されていますよね。

ただ、冒頭にもあるように、一見筋肉だけは伸ばされてはいても、関節には悪影響を及ぼしてしまうものがある。ということを、あらためて見つめてみてください。

重要なことは、正しい方法で行うこと。そして、個々に合った適切な方法や強さを選択することです。

当院でも、カイロプラクティックの観点から、スポーツトレーナーの経験から、ストレッチに関してのアドバイスもお伝えできますので、どうぞお役立てください。

「筋緊張」「ストレッチ」「歪み解消」のことなら、西荻窪北口接骨院へ

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