健康コラム

健康について考えるコラムです。お時間ある時にご覧ください。

猫背とストレートネックの関係

そもそも猫背とは一体どのような状態なのか??

人の背骨の形から説明していきます。
本来、人の背骨(脊柱=せきちゅう)は首から腰にかけて真っ直ぐな一直線になってはおらず、緩やかな弯曲を前後につくり、横から見ると首(頸椎=けいつい)は前弯しており、背中(胸椎=きょうつい)は後弯しています。そして、腰(腰椎=ようつい)も首と一緒で前弯しています。

全体像は横から見ると背骨はS字をしています。(生理的弯曲といいます)生理的弯曲には重要な意味があります。
首(頸椎)は頭を支える役割があり、頭の重さを緩衝させつつ、出来るだけ重心の近くで頭の重さを支えることで、構造的に他の部位に必要以上に頭の重さがかかりづらくするために前側に反りがあります。

背中(胸椎)は内臓や心臓があるので後ろに丸くなることで内臓を守る形になっています。

腰は頭の重さと上半身の体重を支える為、首と同じ理由で重心に近い位置で体を支え前に弯曲を作り、体を支える構造になっています。
このことから背中は本来丸みがあって当たり前なのです。丸いからと言ってすべてが猫背とはかぎりません。
では何を基準として猫背と言うのでしょうか????

猫背の種類をいくつか紹介します。

・円背型(エンパイ)
  脊柱が丸まってしまい若干目線が下がってしまう。
・前肩型
  肩が内側に入ってしまっている(巻き肩)
・顔出し型
  首が前方に傾きアゴが突き出てしまう。
・首無し型
  首が肩に埋まっている。

なぜ、猫背になるのか?
原因には、先天性のもの、加齢によるものや病的なものを除いて下記のようなことがあります。

(1)日常生活での不良姿勢によるものがほとんど。
特に児童期~思春期の座位姿勢が大きく影響。
(2)筋力低下
運動不足により正しい姿勢を維持する筋力が低下する。
抗重力筋:主に脊柱起立筋や腹筋などの筋力低下(姿勢を保つ筋肉)

また、猫背になると頸椎は真っ直ぐに近い状態(ストレートネック)、もしくは、頸椎がクレーンの様に頭を吊っている状態(クレーンネック)になります。

ストレートネックとは何かというと、頸椎の生理的前弯角度30度以下の首の状態をストレートネックと呼びます。正常な頸椎の生理的前弯角度は、30度~40度と言われています。

慢性的な頭痛・首の痛み・肩こりに悩む人の多くはこの角度が少なくなっています。
ストレートネックの一番の原因として姿勢の悪さによって頸椎の弯曲が消失することです。慢性的なうつむき姿勢を取ることにより、首の生理的カーブが失われストレートネックになります。長時間のパソコン作業やスマートフォン操作はもっとも代表的な原因です。スマホの爆発的普及により「スマホ使いすぎストレートネック」が増えています。(スマホネックと言われています)

他にも比較的多いのがバレエや社交ダンス等をやっている方です。常に姿勢を意識しているため、首の自然なアーチが無くなり真っ直ぐになってしまいます。また、首が逆カーブになるおそれもあります。

骨盤や股関節の歪みからの影響も大きく受けます。
骨盤や股関節の歪みのある人はそれを補うために背骨全体でバランス修正します。骨盤の前傾が強かったり、後傾が強かったりと人により違いはありますが、ほとんどの場合が背骨全体に影響を及ぼし、首の生理的弯曲が崩れストレートネックへと変形していくことがあります。

また、一見関係のなさそうな足からの影響でストレートネックに変形することもあります。
外反母趾、偏平足、足底筋膜炎、浮き指など一見ストレートネックとは関係がなさそうですが、これらは首(頸椎)のバランスを取ることに実は大きく関わります。

綺麗な骨盤の傾斜が保て、綺麗な足の形があって、綺麗な首の前弯が保てるのです。
猫背とストレートネックともに、正常な体のバランスが重要になってきます。

猫背は見た目も悪くなり、自信がなさそうなマイナスな印象になってしまいますので意識してバランスの良い身体づくり!!が重要です。

家で出来る予防

筋トレ+ストレッチ
関節を動かすための運動をして、縮んだ筋肉を伸す必要があります。(ストレッチ)

ストレッチの方法としては、縮んだ胸の筋肉を伸ばしてあげることで、前方に巻き込まれた肩が、正常に近づき胸を張ることが出来ます。これにはストレッチポールなどを使うとより効果的に行うことが出来ます。(ストレッチポール等が無い場合はバスタオルを二枚ほど丸めても代用することが出来ます。)ストレッチをすることで矯正された姿勢を維持できるようになります。家でできる筋トレはスクワット等が効果的です。

自宅で出来る予防エクササイズ

スクワット
抗重力筋を総合的に刺激できます。しゃがんだ時に腰と背中を伸ばして行う事が重要です。(腰を丸めない事)
タオルで胸を開く運動
胸筋を伸ばし、胸椎、腰椎の関節を動かします。(写真参照)
なるべく正面を向いて行うと胸筋のツッパリ感が実感できると思います。肩甲骨も動かす運動となるので、肩こりの解消にも役立ちます。
※肩の可動域が不十分な場合、最後まで下がりませんので、可能な範囲で行ってください。

これに体幹(腹筋、背筋)を刺激する運動が加わると抗重力筋を鍛え、姿勢をキープするための要素が網羅された筋トレの出来上がりです。
回数はまずは10回を1セットとし、はじめは3セット程度を目安に実施してみましょう。

当院では、カイロプラクティック(骨格調整)を主に行っています。

トムソンテーブルというカイロ専用のベッドを利用しており、骨盤や背骨は勿論の事、膝や足首の矯正も安全かつ的確に行えます。しかし日常生活で姿勢が悪くなると効果も下がってしまいますので、調整+自分自身での予防が大事です。
日常生活のなかで意識していけると姿勢改善に繋がります。

もしかしたら猫背かな?と悩んでいるあなた・・・是非この機会に自分自身の体のバランスを見直しましょう!!

「猫背」「体のゆがみ」の改善「骨格バランス矯正」のことなら
西荻窪北口接骨院

ページトップへ